高田高校

真宗高田派の宗門立学校を母体とし、仏教精神に基づいた教育を実践している高校です。一般の教科学習以外に仏教の時間もあり、人間性の豊かさを求める精神面の教育にも力を入れています。校舎の建て替えも完成し、グラウンドの拡張とあいまって学習環境を一新させました。古くからの教えを守りながら、最新の設備で教育を実践する、そんな環境が整っています

輝く君の未来に
　本校では誠実で規範意識の高い人材を育成すると共に、生徒一人ひとりの個性と自主性を尊重しながら将来の「自己実現」をはかることを教育方針としています。新入生の期待に応えるべく個々の「自立」の一助となれるよう、それぞれの個性に合わせた指導を重ねています。今春の入試では専願推薦で約100名が入学しました。一般専願も含めると約180名の生徒が本校を第一志望とする専願での入学でした。

また、本校では27年度から、従来のⅡ類数理、文理コースをリニューアルして、Ⅱ類に特選クラスを新設しました。特選クラスは実質的に数理コースの発展的改編となり、国公立理系並びに文系への進学を目指します。Ⅱ類は国公立、私立の四年制大学を目指します。特選クラスでは、7月末には三重大学の人文学部と教育学部を訪問して特別講義を受けたり、8月末には国際理解研修プログラムとして、津市で「イングリッシュキャンプ」を実施し、外国人講師と一緒に英語漬けの2日間を過ごし、英語の学習意欲を高めました。Ⅰ類は私立の四年制大学への進学が中心です。全員2年次から文系、理系に分かれます。1年次はじっくりと勉強して自分の資質を見定めることができます。今年度より各教室に電子黒板機能付きのプロジェクターを設置しさらなる教育環境の充実に取り組んでいます。

高大連携と国際交流
　26年度より鈴鹿医療科学大学との高大連携がスタートしました。出前授業をはじめ、講演、実習などの交流が行われています。三重大学の生物資源学部、工学部、医学部においても体験的な研究に参加させていただいています。今後の生徒の成長に大いに役立つものと期待しています。またオーストラリアのパレード高校とセントモニカズ高校とは、24年に亘る国際交流が行われています。今年度も30人のオーストラリア生が約2週間ホームステイし、交流を深めました。本校における9月の大きな年中行事になっています。3月には本校生がメルボルンを訪れます。なお、昨年度からはイギリス語学研修も始まり、参加した生徒たちは強いインパクトを受けて帰国しました。

Ⅱ類では習熟度別講座編成も取り入れ、よりレベルアップを図って国公立大学への進学を目指しています。Ⅰ類においても基礎から発展へ向けて、丁寧な指導で進路目標の実現を目指しています。また、本校から高田短期大学に進学する場合は、大学進学時の入学金が免除される制度もあります。

大学合格実績（現役合格のみ）

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