鈴鹿高専

昭和37年にスタートした鈴鹿高専は、創立から50年を越える、全国の高専の中でも老舗の高専です。国際的に活躍できる技術者を養成することが役割の一つで、多くの企業から求人が集まっています。また、卒業生の4割ほどが専攻科に進学または国立大学の3年次に編入学し、「進学校」としての側面も併せ持っています。

【学校の特徴】
高専の就学期間は5年間です。卒業後の進路として、企業への就職、専攻科または大学への進学を選択することができます。非常に多くの企業から求人が集まり、就職を希望する学生の就職率は100%です。また、4割ほどの卒業生が、専攻科に進学または国立大学の3年次に編入学しています。学費が安いのも特長です。本校卒業後に2年間の専攻科に進学した場合は、諸経費を除き、就学支援金の控除額を入れると7年間で約140万円ですが、これは一般的に公立高校から国立大学に進学した場合よりも、100万円ほど安くなっています。

【新しい取組】
鈴鹿高専の教育プログラムは全国の高専の中で唯一、社会的な課題を解決するロボットエンジニア育成事業（2015年～2017年）に採択されました。学科の枠を超えた様々な課題解決型の授業などで総合的な実践力を身につけます。また学科-専攻科の7年間を視野に入れたグローバルエンジニアプログラムでは、外国人講師による少人数英語授業等で国際的に活躍できる技術者を育成しています。

【大学入試結果】
平成29年度は、卒業生のうち、26名が専攻科に進学し、49名が国立大学の３年次に編入学しています。国立大学への編入学では、推薦制度や、複数校を受験することができるなどのメリットがあります。平成29年度の合格実績としては、東北大学、筑波大学、東京農工大学、東京工業大学、金沢大学、名古屋大学、名古屋工業大学、豊橋技術科学大学、三重大学、大阪大学、神戸大学、奈良女子大学、岡山大学、広島大学などの有名大学があげられます。

大学合格者数（現役合格のみ）

大学合格者数（現役合格のみ）

卒業生進路割合